加圧トレーニング Top Fit
加圧トレーニング Top Fit

2017.03.18

生理と加圧

加圧トレーニングジム TopFit 大宮店のスタッフブログです。
ホームページはこちら → TopFit 大宮店   TopFit 浦和オアシス店

 

今回は常に女性のお客様に良く質問される

「生理」と「加圧トレーニング」について。

まず、《生理中にトレーニングは可能ですか?》との質問ですが、

軽い方、重い方、それぞれなので基本的に本人の判断によります。

しかし周期を利用するのも、一つの手です。



そこで理解しておきたいのが、女性ホルモンの種類についてです。

女性ホルモンとは卵巣から分泌されるホルモンで、

卵胞ホルモンエストロゲンと黄体ホルモンプロゲステロンの2種類があります。

この二つのホルモンは主に妊娠に関わるホルモンですが、

女性のからだ全体をコントロールする大切な役割も果たしています。

女性のホルモンは妊娠、出産のために分泌するだけでなく、

女性のからだをしっとりと、すこやかに保つのに大切です。

またダイエットに限らず女性の健康にも多大なる影響があります。



1つ目は卵胞刺激ホルモンエストロゲン
・血管拡げ血行を良くする。

・卵巣、子宮の発達を促す。

・皮下脂肪(乳房、腰、太腿など)を増やし女性らしい身体を作ります。

・一方で中性脂肪を減らし、悪玉コレステロールを抑制します。

・コラーゲンの合成を促しハリツヤのある肌を保ちます。

・体内のカルシウム量を調節し、骨量のバランスを保ちます。

・生理後から排卵前にかけて分泌が高まります。

・自律神経や脳の活性化をする働きもあると言われている。

・40代後半頃に分泌されなくなる



等、思春期には、乳房や性器、皮下脂肪を発達させ、女性らしい身体を作り、

月経での働きとしては、卵子を育て、子宮の内膜を増殖させる働きをします。

からだ全体にも作用し、コレステロールを抑え、お肌の新陳代謝を促します。



2つ目は妊娠に関係する黄体化ホルモンプロゲステロン

・子宮内膜の環境を整え着床しやすい状態にする。

・身体に水分を溜め込む作用。

・水分を溜め込む為、食欲低下やむくみが起こりやすくなる。

・人によっては体重の増加。

・イライラや倦怠感等の要因になる可能性がある。

・妊娠後は、体温上昇、血糖値の正常化、体脂肪を減少、利尿作用、

他のホルモンのバランス調整等をする。



黄体ホルモンには体温を高くする作用があります。

また、身体に水分を保持したり、食欲を増進させる働きもあり生理前に

むくみが起きたり、過食気味になるのはこのためです。



女性ホルモンの役割を知ることはとても重要でまず生理時ですが

エストロゲン・プロゲステロン共に分泌量が低下します。

生理が終るとエストロゲンの分泌量が多くなります。

一方プロゲステロンの分泌量は少ないままですので、

この時がダイエットに一番最適と言えます。



人によりますが約2週間で排卵を迎えます。

そして、エストロゲンの分泌量が減っていき逆に

プロゲステロンの分泌量が増していきます。




生理前、生理中には

エストロゲン・プロゲステロン共に分泌量が減りますので、

エストロゲンの分泌量が多い生理後から排卵前までがダイエットに最適と言えます。

それは、エストロゲンは食物の摂取を抑制する働きを持ち小食になるからです。

また、精神的にも肉体的にも安定する時期なので集中力も増します。



一方でプロゲステロンの分泌量が多くなるのが

排卵後から生理前までなのでダイエットに不向きと言うことになります。

これは、水分を溜め込みむくみやすく、腸の働きも低下するので

便秘になりがちになるためです。

この時期は精神的にも肉体的にも不安定になりがちなのでダイエットには

向かないということになります。



よってこの時期は無理をせずキープする事を目指し

食べ過ぎによるリバウンドを起こさないように心掛け、

ストレスや不摂生等でホルモンのバランスが崩れないようにしましょう。



生理に関しては、人それぞれ体調も異なりますので自分自身の体調を考慮し、

無理のないようにトレーニングするように心掛けましょう。

 

プチメタボrock

| 2011.03.30 17:49 |

 

 

当店で、あなたのお悩みを
一緒に改善していきませんか

加圧トレーニング Top Fit 048-645-7577

平日:10:00~21:00/土・日曜:10:00~18:00
定休日:祝祭日、水曜日

ボディバランスハウス